9月の半ばあたりは晴れる日も少なく肌寒い日が続きましたが、このところようやく晴れ間も見えて、金木犀の香りもし始めてきましたね。
調理実習第三十一弾は前回のキーマカレーに続き、ご飯に合うひき肉のメニュー、タコライスとみかん白玉に決まりました。
タコライスはメキシコの郷土料理のタコスをアレンジした沖縄発祥の料理です。
みなさん実習に慣れてきたせいか、近頃はグループトークで一風変わったメニューのアイデアが出てきているように思います。
今回残念ながらボツになったメニューにも、変わった面白いものが多かったです。
デザートのみかん白玉はみかんの缶詰と白玉を、みかんの缶詰のシロップと炭酸水で割ったものです。簡単なフルーツポンチみたいな感じです。
タコライスは玉ねぎとピーマン、にんにくをみじん切りにし、レタスは細切り、トマトはダイス型に切ります。
ひき肉に合わせる調味料は塩・こしょうとしょうゆにケチャップ、ウスターソース、ナツメグ、カレー粉とスパイシーな味付けです。
ホットプレートににんにくを炒めたところに玉ねぎとピーマンを入れ、火が通ったらひき肉、そして合わせておいた調味料を加えます。
炊き立てのご飯の上にレタス、ひき肉を乗せ、上からトマトとスライスチーズをトッピングして出来上がり。
白玉作りは、班の全員がつくったことがなく、みんなで説明書とにらめっこしながら作りました。
なかなか、最初の粉をこねる段階から四苦八苦して、うまくまとまるのか不安でした。
こねること、数十分。粉だらけになりながら、ようやく粉が団子の硬さに近づいてきました。
「耳たぶ位の硬さ」という説明書きが、正直よくわかりません。
みんなで触って、これ位かな、という硬さに落ち着いたので、茹でに入ります。
まん丸団子を作ってから、つぶして真ん中をへこまします。
ここでも、ついつい団子を大きめにしてしまい、やや大きめな白玉団子の完成です。
まあ、初めてにしては上出来な仕上がりだったと思います。
できたての白玉団子はもちもちの食感でおいしかったです。炭酸との組み合わせは意外でしたが合っていました。
タコライスはチリパウダーを入れなかったせいか少々物足りない感じもしましたが、ご飯にレタス、チーズという組み合わせも食べてみるとあまり違和感がありませんでした。
今回のタコライスと白玉団子はほとんどの利用者さんにとって初めて作る料理だったので、レシピを見ながら「うまくいくかな~」とドキドキしていました。
次回の実習ではどんな料理のアイデアが出てくるのか楽しみです。