冬の寒さも少しずつ和らぎ、春を感じられる季節になってきました。
3月12日に行われた調理実習。今回は春の食材からメニューを決定。
メインと副菜に加え、デザート作りにも取り組みました。
各メニュー二斑に分かれて、いよいよ調理スタートです。
メインは「ポテトの豚肉巻き」。
まずはジャガイモを4つに切り、電子レンジで温めます。
適度に温まったら皮をむき、つぶしてマッシュポテトを作ります。
また、パセリを葉の部分を茎から千切った後、包丁でみじん切りにし
マッシュポテトに投入。よく混ぜます。
これでマッシュポテトの”たね”が完成したので、適度な大きさに握って
豚肉で巻いていきます。
ひと通り巻き終わったら、ホットプレートとフライパンで焼いていきます。
焼き色が付いたらひっくり返し、反対側にも焼き色がつくまで焼いて
出来上がりです。
副菜は「鮭とじゃがいもと菜の花のソテー」。
まずは鮭の下味つけ。12切れを1切れ4等分くらいに切ってから
塩、コショウ、酒、レモン汁で下味をつけていきます。
レシピには「塩レモン」とありましたが、塩とレモンで簡単に処理。
骨が気になると感じたので、切ってから1本ずつ丁寧に抜いていきました。
次にじゃがいもと玉ねぎの皮むきと切るところ。
じゃがいもはピーラーで皮をむき、芽のある所は取り除いてから
レシピ通りに輪切りにしていきました。玉ねぎは薄目のくし切りです。
ピーラーも慣れていないと大変ですが、皆さん上手に剥けていたと思います。
菜の花は他の食材の大きさに合わせて、適度な長さに切りました。
下ごしらえが済んだら、いよいよソテー。
器材などの都合上、フライパンではなくホットプレートを使いました。
量が多かったため、プレートに一度に全ては乗らないなと思い
半分ずつやっていこうということになりました。
油をひいて熱してから、最初に火の通りにくいじゃがいもから並べます。
じゃがいもは念のため、電子レンジで軽く熱してから焼いていきました。
程よく焦げ目もついたところで、鮭を皮目から並べて両面を焼き
更に玉ねぎを入れて、色が変わるまで炒めていきます。
先に入れた食材が焦げすぎないよう、崩れすぎないように気を遣いましたが・・・。
最後に菜の花を入れて、塩とハーブで味を整えてから
粒マスタードを酒で延ばしたものをかけ、蓋をして蒸し煮にしたら完成です。
皿に盛りつけると、菜の花の緑は春らしくて彩りがきれいでした。
この菜の花は当初は買いに行く予定でしたが、利用者さんからの提供があり
とても香りがよくて美味しい菜の花でした。ありがとうございます。
また、一緒にいただいた芽キャベツで特別に作ったスープも美味しかったです。
食卓がいつもよりちょっと華やかだった(?)今回の調理実習。
食材で季節を感じられるというのは、とても良いことだなと思いました。