調理実習第三十三弾!

春一番が吹いてから風の強い日が続き、気温の変化が大きくこの時期らしい不安定な天候になっていますね。

今朝は冬が戻ってきたような寒さでしたが、梅の花を見るとほっとした気持ちになります。

 

調理実習はしばらくお休みしており、カレンダーをみると10月以来です。

この冬初めての調理実習は、白菜と豚肉のミルフィーユ鍋とツナと生姜の炊き込みご飯、マーマレードを使ったヨーグルトのデザートと体が温まるメニューになりました。

今日は職員さんが午後から外出する予定だったので、時間のかかる炊き込みご飯に急いで取りかかりました。

 

まずは生姜を千切りに。生姜はでこぼこしていて皮がむきづらいです。

実習が初めてという利用者さんもいましたが、難なく細かく切っていました。

洗ったお米にツナと生姜、醤油、だし汁、塩を入れて炊飯ボタンをスイッチ。

ここまではちょっと焦りましたが、あとは炊飯器が炊いてくれます。

みんなで楽しく待っている間に、炊飯器からツナと生姜のいい香りがしてきました。

 

ミルフィーユ鍋は白菜と豚肉をキレイに並べて鶏ガラを入れて火にかけます。

具材に火が通ると、おいしそうなスープがたっぷり出てきました。

ヨーグルトのデザートは牛乳に砂糖と溶かしたゼラチンを混ぜて、マーマレードジャムと合わせたヨーグルトに少しずつ入れていきます。

カップに入れて冷蔵庫で冷ませばできあがり。

 

ご飯とお鍋の班でタイミングを合わせて盛り付けたので、どちらも温かい料理を食べることができました。

ミルフィーユ鍋はシンプルですが、白菜と豚肉の組み合わせはとても良く合いますね。

炊き込みご飯は生姜がやや多くて、思ったより辛くなってしまったのですが、食べると体が温まりました。

デザートもヨーグルトとマーマレードの酸味が良い味で、大成功の一日でした。

 

今回の調理実習が初めてという利用者さんがいる一方で、めでたく就職が決まり卒業の利用者さんもいました。

調理実習も何度か参加していて、積極的に洗い物を手伝ってくれました。挨拶のときに嬉しそうな表情をみることができて良かったです。これからの新生活を、元気に過ごしてもらえたらと思います。